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世界で治療を行う日本人
ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス、ドイツ、ジョージア 、アメリカ、カナダ、メキシコ 、ニカラグア、ブラジル 、アルゼンチン 、セーシェル共和国、インド、UAE、スリランカ、フィリピン、タイ、ベトナム、インドネシア、ネパール、ラオス、ニュージーランド、オーストラリア
— aki (@akiacu) February 29, 2020
豪華客船で働いていた僕ですが、以前から世界で治療をされている先生方について興味がありました。
なかでも興味があったのがポルトガルです。
ポルトガルってどんな国?
国土は日本の4分の1ほどで、人口は約1000万人です。
ほとんどがカトリック教徒で、ジェロニモス修道院など多くの美しい世界遺産があります。

ポルトガルの国旗の意味

緑は「誠実」と「希望」、赤は新世界発見のため大海原に乗り出した勇敢な「ポルトガル人の血」を表します。
盾の中の7つの城は「他民族から奪い返した城」を、青い5つの盾は「ポルトガルの王」を表しています。
なぜ僕がポルトガル研修を受けようと思ったか

ここでいうポルトガル研修とは、ポルトガルの首都リスボンにあるTsuchiya clinicで医師である土屋先生が行う研修のことです。
ホームページはこちらです。
ポルトガルの研修を受けた理由は以下の通りです↓
- ポルトガルで何十年も治療を行い、現地の人々の信頼を得ている先生にお会いしたかった
- サッカースタジアムで治療の見学ができ、スポーツの現場を知ることができる
- 豪華客船で周った国の中でも、お気に入りの国の1つがポルトガルだった
- ヨーロッパで治療するイメージを明確にすること
ポルトガル研修で何をしたか?
新型コロナウイルスの影響で研修内容が少し変更されましたが、1週間で行ったことはこんな感じです↓
- 治療院での診療研修
- 電気鍼治療や、眼精疲労などの講義
- オリンピック選手への診察+交流会
- ベンフィカサッカースタジアムの見学

- スポルティングのサッカー試合観戦

- エヴォラ観光ツアー


ポルトガルで鍼灸治療の研修を受けて何を学んだか
治療法の違い
僕が学校で学んだこととは異なる治療方法でした。
Tsuchiya clinicでの治療は、強い電気刺激を与えることが多いです。
電気刺激は一瞬ですが刺激がピクっときます。
日本で行われるものとは少し違うと感じます。
(もちろん様々な治療法があるので強い刺激を与え、痛みを取る方法を行う治療院もあると思いますが、僕がこれまで学んできた患者さんに刺激をあまり与えない治療法とは異なっていたので、最初は驚いていました。)
しかし治療を見学させてもらって痛みが取れていく患者さんを目の前で見ていると、自然とこの治療法に興味が湧いていきました。
痛みが改善されているんです。
こちらでしっかり勉強し、時間をかけて自分のものにしたいと思います↓

患者さんの違い
こちらの患者さんは基本的に毎日来ます。
なるべく短時間で治療し、治ったら来院しなくてよいというスタイルなので、患者さんの経済的負担を減らすことが出来ます。
より多い回数券を買ってもらうためにダラダラと治療する治療院もありますが、こちらのクリニックは気持ちが良いくらい患者さんのことを一番に考えている印象を受けました。
広告の違い
こちらのクリニックでは看板やチラシなどの広告はありません。
口コミだけで40年以上、ポルトガルで治療されているのは素直にすごいと思います。
そして口コミが様々なアスリートの耳に入り、オリンピック選手が治療を受けにくるほどポルトガルでは大きな存在となっていると感じました。
こんな人にポルトガル研修はおすすめ

- 海外で鍼灸師として働きたい
- 中でもヨーロッパは気になる
- いきなり開業というより、まずは研修を受けて海外で働くイメージをつけたい
語学が不安な方もいきなり開業はきついと思うので、まずは研修を受けて、同時に語学力も磨くというのもありだと思います
そして、美味しい料理とワイン、サッカーが好きな人は絶対行ったほうがいいです!
人との出会い

ポルトガルの人々は本当に温かい人が多いです。
豪華客船でポルトガルを周ったときにも感じていたのですが、ここの人たちはおおらかで親切です。
過去に書いたポルトガル の記事はこちら👇
そして土屋先生をはじめ研修でお世話になった先生の皆さんはとても親切で、個性的でした。
ほんとうに充実した時間を過ごせました。
海外に出るなら早いほうが良い

この記事を見て頂いている方で、「鍼灸師として海外で働きたい、興味がある」という方は多いと思います。
そういう方に最後にお伝えしたいことは、「海外でチャレンジするなら早いほうがよい」ということです。
それはヨーロッパだけでなく世の中の流れとして、「海外移住の条件が厳しくなってきている」という話が研修中何度も出てきたからです。
今ある環境が来年、再来年にもあるとは限りません。
もちろん資金や言語などチャレンジするタイミングは人それぞれだと思いますが、「そのタイミングは早いほうが良い」とこの研修で改めて感じました。
これは豪華客船で鍼灸師として仕事をするということについても同じです。以前書いた記事にも少しだけ、お話ししています👇
準備をしっかりして、興味があるなら海外で挑戦しましょう、可能性を拡げるために。
コロナの影響で他のヨーロッパ諸国には行きませんでしたが、また時間があれば伺いたいと思います。
こちらの記事で気になる点がありましたら、気軽に聞いてください。
では!
海外移住の準備として言語は今から始めることが出来ます、よろしければ参考にしてください👇
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太陽とワインの国、ポルトガル👇