豪華客船でアテネに行くなら知りたいパルテノン神殿の歴史と行き方

 

ギリシャとオリンピック

 

ギリシャの首都アテネにいます

 

 

2020年に東京オリンピックが開催されますが、ここアテネは古代オリンピック発祥の地です。

紀元前9世紀頃に始まったと言われるオリンピックですが、元々はゼウスなどの神々を崇める競技祭だったのことです。

しかしこの宗教的行事はローマ帝国の台頭により4世紀末に消滅し、長い年月を経てスポーツの祭典として生まれ変わりました。

そして1896年に第1回大会がアテネで開催されたのです。

この長い歴史を持つオリンピックの開催場所アテネは、都市国家(ポリス)として発展しました。

紀元前6世紀頃には市民投票などを導入し、民主政治の基礎を築いています。

そして哲学者ソクラテスや劇作家ソポクレスなどが活躍し、先進的な文化都市が誕生します。

またこの時代に、現在もアテネのシンボルであるパルテノン神殿が建築されます。

 

そして「アテナイの民主主義の黄金時代」を迎えるのです。

 

パルテノン神殿は紀元前5世紀に作られましたが、この頃日本はまだ稲作が伝来した頃だったそうです。

 

ギリシャの歴史に興味が出てきました。

ということで、今日はエンバケーションではありますが、時間があまりない中、パルテノン神殿にやってきました!

(エンバケーションとは新しいお客さんが乗ってくる日です)

 

 

ピレウス港からパルテノン神殿までの行き方

 

朝7時に起床し、タクシーに乗り込みます。

タクシーでは船からパルテノン神殿まで片道20分ほどで、料金は往復で45ユーロだと言われました。

車内でしつこく60ユーロで、簡単な観光案内をしてやると言われましたが、丁重に断り、目的地のみに集中します。

ギリシャの人は朝のんびりしているのかと思っていましたが、ここは首都。

朝から車が多く、少し渋滞気味です。

パルテノン神殿は丘に位置しており、タクシーでの移動は良いと思いましたが、
地下鉄でも船から行く事が可能です。

(友人は地下鉄で行っていました。とても安くでいけるみたいです。
<まずピレウス港から徒歩1キロのところにあるピレウス駅に行きます。ピレウス駅から7駅目にあるモナスティラキ駅がパルテノン神殿の最寄り駅です。徒歩10分ほどで神殿に着くみたいです。>)

神殿近くに着くと、少し坂を登ってチケットを買います。

メインの神殿だけだと10ユーロ、その他のエリアも見たいなら30ユーロです。

時間がないので10ユーロのチケットを購入。

到着したのは朝9時ごろですが、観光客が結構います。

特別並ぶことはなかったですが、午後を過ぎると人でいっぱいになるそうです。

世界中から観光客が集まってきますが、日本人のグループもいました。

チケット売り場から神殿までなかなかの上り坂なので、体力がいります。

 

イロド・アティコス音楽堂

 

頂上へ到着。

 

アテネの街並

 

メインの神殿を崇めます。

 

ギリシャのパルテノン神殿

 

意外に小さい。。。 そして一部補正で工事中。。。

 

ただここギリシャに、ずっと昔に、アリストテレスやソクラテス、プラトン、エウリピデス、ヘロドトスなどが多くの知識人が政治や宇宙、生物学に演劇などあらゆる学問を研究し、現在の西洋文明の礎になっていると考えるととてもワクワクしてます。

 

ちなみにパルテノン神殿の一部が損傷を受けているが、これは1687年に起こった大トルコ戦争によるものだと言われています。

 

偉人たちの言葉

 

最後に医師の職業倫理に関する宣誓文「ヒポクラテスの誓い」でお馴染みのヒポクラテスのお土産を購入。

Art is long , life is short .

(芸術は長し、人生は短し)

 

これはヒポクラテスが医学を学ぶ者に向けた言葉で、「医術を身につけるには長い年月を要するが、人の一生は短いものだから怠らず勉学に励め」という意味です。

さすが西洋医学の父ヒポクラテスですね。(ところで東洋医学の父といえば、誰なんでしょう?)

 

僕は歴史の父ヘロドトスの言葉も好きです。

In peace , sons bury their fathers. In war , fathers bury their sons .

(平和なときは父が子によって埋葬され、戦争のときは子が父によって埋葬される)

 

2008年でギリシャで起こった暴動も記憶に新しいですが、世界はとても不安定な時代にあると思います。

だからこそ豪華客船で働きながら世界各地を周り、世界を俯瞰的に見る力を養い続けたいと考えています。

歴史を学び、未来を考えるには、ギリシャは最適な場所です。

 

おまけ

 

パルテノン神殿前にいた猫と鳥。

 

狙う猫、気づかない鳥

ギリシャ猫

 

 

👇

 

走り出す猫、まだ気づかない鳥

ギリシャ猫

 

さてこの後、鳥の運命はどうなったでしょうか?

食べられるのか。 逃げられるのか。

 

適者生存はどちらか。

 

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では、良い旅を!

ABOUTこの記事をかいた人

豪華客船で鍼灸師として勤務しながら世界中を旅しました。 身体に良いと言われるものを自分で試し、感じたことを記事にしています。 また医療英語やヨガ、豪華客船の生活、旅についても書いています。 有益な情報をシェアできるよう努めます。 気軽にコメント、メールをください。 Twitterのフォローもお願いします :) @akiacu