【カビなしコーヒー】bulletproofを飲んでみた

こんにちは、今回は「カビなしコーヒーを続けて感じたこと」です。

コーヒーは好きだけど健康的なコーヒーを飲みたい方、カビなしコーヒーが気になる方の参考になれば幸いです。

https://twitter.com/akiacu/status/1423457923800309763?s=20

なぜコーヒーはカビる?

コーヒーが生鮮食品だからです。

コーヒー豆の多くがカビ毒に侵されていると言われています。

では具体的にどうカビるのか、見ていきます👇

 

コーヒー豆、輸入国と時期

まずどこの国でコーヒー豆の収穫がされているか確認します。

全日本コーヒー協会の2021年1月~5月までのコーヒー生豆輸入量の上位24カ国によると、

TOP10は以下の通りです。

  1. ブラジル
  2. ベトナム
  3. コロンビア
  4. インドネシア
  5. タンザニア
  6. グアテマラ
  7. エチオピア
  8. ホンジュラス
  9. ラオス
  10. ペルー

(参照ページはこちら)

 

そして収穫時期は

  • 北半球が10月頃~3月頃
  • 南半球が4月頃~9月頃

です。

 

どのようにコーヒー豆は収穫されるのか?

この時期に収穫したコーヒー豆を精製する方法は「水を使わない方法」と「水を使う方法」の2つあります。

前者の「水を使わない方法」は収穫したコーヒー豆を天日干しにして、丸ごと乾燥させます。

水が少ない地域に行われていた昔からの方法です。

後者の「水を使う方法」は、不純物を取り除くために水を使います。

 

しかしどちらの方法のこの精製の過程でカビ毒が生じてしまいます

例えば水を使う方法では、コーヒー豆を貯水槽につけるのですが、その水が濾過されていません。

以下の動画は収穫量7位のエチオピアのコーヒーの収穫の様子です。

3:05あたりからコーヒー豆に使われる水の質がわかります。

あくまで一例ですが、綺麗な水ではないことが分かると思います。

 

そもそもカビ毒とは?

カビは真菌の仲間です。

その中で人体に悪い影響を及ぼすのが「カビ毒」です。

マイコトキシンとも言います。

現在300種類以上のカビ毒が知られているようですが、その中で食品衛生上問題があるとされているのが20種類程度だそうです。

( 参照サイト: 一般財団法人東京顕微鏡院 )

 

その20種類ほどの中で、コーヒー豆につくカビ毒が「オクラトキシンA」です。

オクラトキシンAはコーヒー豆の他に、小麦、大麦、ライ麦、米、トウモロコシ、乾燥果実、ビール、ソーセージ、ハムなどにもつきます。

 

国際がん研究機関(IARC)によると、オクラトキシンAを「ヒトに対して発がん性の可能性がある」と分類しています。

* IARC = 世界保健機関(WHO)の外部組織

 

またEUでは欧州委員会によりコーヒーやワイン、ブドウジュースにオクラトキシンAが最大どれほど含まれて良いか、基準を設けました。

2004年のことです。

(参考ページ : EU rules on ochratoxin A extended to coffee, wine and grape juice )

* 欧州委員会 = 欧州連合の政策執行機関

 

しかし日本においては一般的な食事からのオクラトキシンAの摂取が一般的な日本人の健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられています。

ただ今後も「汚染状況のモニタリングを行うとともに、規定基準について検討することが望ましい」とも書かれています。

(参照ページ: 食品安全委員会)

* 食品安全委員会 = 内閣府の審議会等で、食品安全基本法に基づいて食品安全行政を行う機関

 

国により基準が違いがあることがわかりますね。

 

カビ毒、健康への影響と症状

動物実験では腎臓への毒性が確認されています。(参考ページはこちら )

上述しましたがIARCでは発がん性の可能性についても言われています。

 

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

さらにカビ毒について知りたい方は、書籍「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」も一読されると良いかと思います。

この本は全米でもベストセラーになった本で、よくまとめられています。

また本書では身体の痛みやストレス、集中力の低下の原因になる炎症を引き起こす食べ物についても言及されています。

具体的に注意すべき食べ物について書かれているので、気になる方はチェックしてみてください。

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カビ毒を検査する方法

食品安全委員会が述べたように日本人が食品から摂取するオクラトキシンAは、健康に影響はないと言っています。

ただそれでも「なるべくカビ毒なんて身体に入れたくない」と思う方もいると思います。

カビ毒を気にするかは人それぞれですが、現在の自分の身体にどれほどカビ毒が蓄積されているか分かる検査もあります。

マイコトキシン検査というものです。

値段はどこでするかで違いますが、一例としてマイコトキシン検査協会のオクラトキシンAの検査は25,000円でした。(参考ページはこちら)

 

カビなしコーヒー、どれを試す?

さて、ここからはカビなしコーヒーについて。

先程の「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の著者デイヴ・アスプリーさんが代表を務めるbulletproofのcoffeeを飲んでみました。

私が試したのは挽いていないコーヒー豆、ホールビーンです👇

Bulletproof Upgraded 12 oz Coffee (French Kick Dark Roast Whole Bean) by BulletProof
Bulletproof

 

そして完全無欠コーヒーを作りたかったので、bulletproofのMCTオイルグラスフェッドバターを購入しました。

 

完全無欠コーヒーの作り方の例はこちら👇

 

何度か上の3つで完全無欠コーヒーを作りましたが、目安とされる量のバターを入れるとオイリーな感じがするので、私はバターはほんの少しだけ入れています。

MCTオイルに関しては、とても良いと思います。

朝の集中力に違いを感じます。

 

カビなしコーヒーを試して感じたこと

まず後味が違います。

ブラックコーヒーで大手チェーンのコーヒーと、カビなしコーヒーを飲み比べたことがあります。

簡単にいうと前者は飲んだ後パンチのある感覚が残り、後者はスッキリしています。

だから普段カビなしコーヒーを飲み慣れていない人だと、何だか物足りない感覚になるようです。

 

そして飲んでしばらく時間が経って感じるのが、お腹の状態です。

下痢とまでいきませんが大手チェーンのコーヒーを飲むと、少しお腹が緩くなる感覚がたまにあります。

2杯以上飲むとより感じます。

しかしカビなしコーヒーではその感覚はありません。

 

bulletproofを飲んだ他の人の感想

 

カビなしコーヒーは、こんな人におすすめ

正直、コーヒーを飲む人全員に試してほしいほどです。

私のコーヒーが好きですが、カビなしコーヒーという存在を知れて良かったと感じています。

だから先日も、外で気軽にカビなしコーヒーを飲めるお店があったらぁとツイートしました。

また完全無欠コーヒーも体験してほしいですね。(特にMCTオイル!)

普通のコーヒーより多少値段はするかもしれませんが、毎日コーヒーを飲む方は自分の身体に入れるものですから、健康への良い投資になると思います。

 

以上、カビなしコーヒーについての記事でした。

コーヒーは好きで飲んでるけど何だか身体の調子が良くないと感じる方に、今飲んでるコーヒーに原因があるかもって考えるキッカケになれば幸いです。

ぜひ皆さんのカビなしコーヒーの体験もコメントやメッセージでシェアしてください、お待ちしています。

では、良い一日を!

ABOUTこの記事をかいた人

豪華客船で鍼灸師として勤務しながら世界中を旅しました。 身体に良いと言われるものを自分で試し、感じたことを記事にしています。 また医療英語やヨガ、豪華客船の生活、旅についても書いています。 有益な情報をシェアできるよう努めます。 気軽にコメント、メールをください。 Twitterのフォローもお願いします :) @akiacu