【フリースタイルリブレの使い方】血糖値スパイクを予防し、食事を変える

自分に合った食事って何?

テレビやインターネットでは「この食べ物は体にいい」という情報が溢れていますが、自分の体に必要な食べ物は人それぞれです。

何を口にするか、それを決める基準の1つが「血糖値を見る」です。

血糖値をモニタリングできる測定器「フリースタイルリブレ」を購入したので、その使い方を紹介します。

血糖値を可視化し自分に合った食事を見つけるにはコスパの良い測定器だと感じます、興味のある方はぜひ記事をご覧ください。

 

食事と血糖値の関係

まずは栄養素の種類と炭水化物の働きを確認します。

五大栄養素:三大栄養素 + 微量栄養素

三大栄養素:炭水化物、タンパク質、脂質

微量栄養素:ビタミン、ミネラル

炭水化物

食物繊維 消化されない(ヒトの消化酵素で分解されないので、体内で消化吸収されない)
糖質 消化されエネルギー源となる

炭水化物は、ご飯、パン、麺類などの穀類、いも及びでん粉類などに多く含まれています。

この炭水化物である糖分は、体の中で消化吸収されて、ブドウ糖(グルコース)になります。

そして血液中に入って体のエネルギー源となります。

その血液中のグルコースの濃度を「血糖値」と呼びます。

 

血糖値スパイク

血糖値は食前・食後など生活を通して変動します。

この変動の波は通常緩やかですが、食べる物によってこの変動が大きくなります。

食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態を「血糖値スパイク」といいます。

 

血糖値スパイクの症状

以下の症状が食後にあるかチェックしましょう↓

【急激な血糖値の上昇】

糖を細胞に吸収するホルモン(インスリン)が過剰に分泌される

  • 眠気
  • だるさ

 

【血糖値が急激に下がることで引き起こされる】

  • 頭痛
  • 吐き気

 

※いずれも食後に起こる症状です

 

血糖値スパイクの原因

以下の点に当てはまる人は注意が必要です

  • 早食いである
  • 麺類や丼ものなど、炭水化物メインの食事が多い
  • お菓子、ジュースなど甘いものをよく食べる
  • 運動習慣がほとんどない
  • BMIが25以上

BMI(Body Mass Index)= 体重kg ÷ (身長m)2
BMIが25以上だと肥満体型にあてはまる

 

血糖値スパイクが招くリスク

血糖値の乱高下が血管にダメージを与えます。

すると以下のような糖尿病だけでなく以下のリスクも高くなると考えられています。

  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中

 

フリースタイルリブレとは

糖尿病患者さんの保険適応にもなっている、継続的に血糖値を可視化できる測定器です。

 

フリースタイルリブレの特徴

  • 患者さん個々が在宅で使用できるようデザインされています
  • 指先に針を刺すことなく測定が可能です
  • 測定データは一目でわかるグラフで表示されます
  • 見やすく、操作しやすいタッチスクリーンです
  • 低血糖リスクの軽減に寄与することが臨床データで示されています

*【Abbott】フリースタイルリブレのホームページより

 

フリースタイルリブレを購入する

フリースタイルリブレを使うためには「センサー」と「リーダー」の2つが必要です。

センサーを体に貼り付け、そのセンサーをリーダーで読み込みます。

Amazonだとケース付きのセンサーとリーダーのセットもありますね、外出先で使う際には良いかと思います。

*1つのセンサーでモニタリングできる期間は14日間です

センサー↓

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フリースタイルリブレの使い方

リーダーの設定

タッチパネルなので選択したものに画面をタッチしてください

*こちらの設定は、後から変更もできます

  • 日本語 / 英語 の選択
  • 日時の設定
  • 目標グルコースの設定

私は70〜140mg/dlと設定しました

糖尿病患者の方は70~180mg/dlが推奨されていますが、まずは医師に相談しましょう

  • あとは表示の説明なので次へ、完了を押して、設定完了です

 

センサーを体につける

準備するもの:アルコール綿花

上腕の後側にセンサーを装着しますが、装着前にアルコール綿花で消毒するためです

(商品にはアルコール綿花は含まれていませんので、自分で用意します)

 

説明書、センサーパック、センサーアプリケーターが入っています。

①まずはセンサーパック、センサーアプリケーターの使用期限に問題ないか確認します

②センサーパック、センサーアプリケーターの2つのCODEが同じである事を確認します

(写真ではG03がCODEです)

③2つとも開封します

センサーパックを下にして、センサーアプリケーターを上からはめます

下の写真のように、2つの赤い丸同士がはまるようにします。

しっかりはまったら、センサーアプリケーターを持ち上げましょう。

センサーアプリケーターの方に針が確認できます↓

⑤装着部をアルコール綿花で吹きます

場所は前腕の後ろが良いでしょう。

⑥センサーアプリケーターを装着部位に当てて、ガチっと押し込みます

ゆっくり話すと、白いセンサーが体に装着されています。

痛みはほんの少しチクっとするかもしれませんが、ほとんどないとされます。

私は何も感じませんでした。

⑦ センサーにリーダーをかざすと、現在の血糖値がわかります

 

フリースタイルリブレまとめ

糖尿病患者の方だけでなく「食事を見直す」という意味で多くの人にとって、このフリースタイルリブレは良い商品だと感じます。

食後なんとなく眠たいなと思いセンサーをスキャンしたら140mg/dlを超えていました。

少し炭水化物を多く摂りましたが、それを結果として正確に出してくれました。

自分の感覚と客観的な数値が近いと、血糖値を測る事が楽しくなりますね。

血糖値スパイクを予防し、1日をより活動的にしていきたいと思います。

引き続きフリースタイルリブレの使用したレビューをブログで書いていきますね、では!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

豪華客船で鍼灸師として勤務しながら世界中を旅しました。 身体に良いと言われるものを自分で試し、感じたことを記事にしています。 また医療英語やヨガ、豪華客船の生活、旅についても書いています。 有益な情報をシェアできるよう努めます。 気軽にコメント、メールをください。 Twitterのフォローもお願いします :) @akiacu