
ずっと気になっていた入谷式足底板を作ってきました。
インソールはどうやって作られるのか、そして感じた効果を書いていきます。
足底板、特に入谷式足底板が気になる方の参考になれば幸いです。
インソールとは
靴の中底のことです。
インソールは「足の骨を正しい位置に固定し歪みを調整」したり、「クッションとなり痛みを緩和させる」などの役割があります。
痛みとは、たとえば外反母趾の痛みや、歩いている時の膝や股関節の痛みなどです。
またパフォーマンス向上のため、自分の足に合ったインソールを作成するアスリートも多いです。
入谷式足底板とは
機械を使って足をスキャンし作成するインソールなど、インソールの作成方法は様々です。
インソールの作成方法の一例
- フォームソティックス
- リアライン
- BMZ
今回、インソールを作成したのが入谷式足底板です。
インソールといえば入谷式と言われるほど有名なものです。
入谷式足底板は、理学療法士である入谷誠先生が考案したメソッドです。
特徴は「足」だけを見るのではなく、身体全体の動きにも注目しインソールを作ることです。
入谷式足底板の作り方の実際
今回、インソールを作成して頂いた場所は「足と歩きの研究所」というところです。
朝9時から予約を入れていました。
まずどの靴のインソールを作るか決めます。
(私の場合は3足持っていきましたが、ランニング用のものをお願いしました)
また足の動きが見やすいように、短パンがいいみたいです。
(私が行った所は短パンの貸出もあるみたいでした。気になる方は聞いたほうが良いと思います。)
そして足の状態をみて評価し、テーピングなどで歩行時の足と身体全体の動きをチェックした後、足底板を作り、実際に履いてチェック→調整と繰り返していきます。
簡単に流れを書いていますが、この調整がミリ単位の調整で凄いです。
足や歩行を分析する力もそうですが、インソールを正確に削り、細かく調整する作業に感動しました。
そしてインソール作成が終わったのは、気づけば12時。
インソールに私がとても興味があったこともあり、3時間ほどゆっくり色々教えてもらいながら作って頂きました。
普段は2時間ほどだと思います。
入谷式足底板を作って履いてみた感想
最終的に調整が終わった靴は、以前のものとは全く感覚が違います。
アーチがフィット感があり、足全体が安定します。
つまり歩行が安定し、スムーズに足が前に出ます。
私は特に足や身体に大きな怪我や痛みがあったわけではなかったですが、それでもインソールの有無の違いを感じました。
おそらく歩行時に身体に痛みなどを感じる方は、よりインソールの効果を感じるのではないでしょうか。
「【入谷式足底板と効果】インソールを作ってきた」のまとめ
今回、歩行の勉強も含めインソールの作成をしてきました。
そしてインソールの効果を実感できたということもあり、これから足と歩行について勉強していきたいです。
それほど興味深く、また治療家として臨床に活かせる分野だと思います。
入谷式足底板が気になる方は、ぜひ一度試して頂けたらと思います。
そしてコメントなどで感想お待ちしております!
では!
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