今、鍼灸の専門学校に行くことは良い投資となるのか?

インド、ムンバイにいます。

 

 

ムンバイはアジアを代表する金融都市です。

 

また僕にとってインドとはヨガと映画なのですが、ここムンバイは「ボリウッド」映画発祥の地でもあります。

 

ボリウッドとはムンバイの旧称「ボンベイ」の「ボ」とハリウッドを合わせたものです

 

利回りの良い投資とは?

 

最近日本だけでなく世界で代替医療が注目されている中、記事のタイトルにあるように、今鍼灸学校へ通う事は良い投資となるのか考えたいと思います。

 

投資とは将来の利益のために、多額の金銭を投入すること

 

さてこの世で一番良い投資とは何でしょうか?

 

株?

 

不動産?

 

金?

 

仮想通貨?

 

 

いえ、それは自己投資です。

 

自己投資の利回りは25%あるともいいます

 

もっとも良い投資は自己投資です。

 

 

みなさんは、鍼灸の専門学校へ3年間(大学の場合は4年間)通うことは、

この時代良い自己投資になると思いますか?

 

答えは、「人による」だと思います。

 

 

在学中しっかり勉強し、その後も鍼灸の道を楽しめるのであれば成功です。

あるいは全く勉強せずに、国家試験に落ち続けたり、受かっても資格とは関係ない仕事についたりすれば良い投資とは言えないと考えれます。

 

 

ただもう1つの目安として「良い投資」の定義に、学校に払った授業料や生活費が数年間(ここでは4年間とします)で回収できるかで決まるとも言われています。

 

4年以内に回収できないのであれば、その投資は良いとは言えないのです。

 

僕が鍼灸の専門学校に通うためにかかった金額

 

3年間の専門学校の授業料と生活費はいくらかかったかざっと計算しました。

 

3年間で授業料は530万円 生活費は540万円(毎月15万×12ヶ月×3年)

計1000万強でしょうか。

(東京で一人暮らしをしていました)

 

さてこれを4年間で回収するためには、1年で250万円手元に残らないといけません。

 

つまり年収から生活費(家賃、食費、交際費など)を引いた金額が250万円以上になる必要があるということです。

 

そうなると毎月約21万円ほど貯金する計算です。

 

日本の鍼灸師の平均月収

では、日本で働く鍼灸師の平均年収はいくらくらいでしょう。

調べてみると、鍼灸マッサージ治療院のスタッフとして勤務した場合、年収約350万円~400万が目安とのこと。

 

月収だと約29万です。

(新卒の人だと、もっと低くなると思います)

 

ここから家賃や食費を引くと、どれくらい残るでしょうか。

 

おそらく目標の月21万円を貯めるのはかなり厳しいでしょう。

 

すると使った金額を4年間で回収するという「良い投資」とはなりません。

 

豪華客船で働く鍼灸師の平均月収

では豪華客船で働いた場合はどうでしょう?

 

豪華客船で働く鍼灸師の平均月収は40~50万円ほどだと思います。

(鍼灸師によってかなり上下差はありますが。。トップの人は月200万円ほど稼ぐとききます)

 

船での生活は基本、お金がかかりません

(食費は無料。僕の場合は部屋の掃除と洗濯を頼んでいるので毎月70ドル支払っています)

 

陸に降りた時に観光でお金を使うくらいですが、多く見積もっても月10万円も使わないと思います。

 

では月収40万円として、10万円使っても、毎月30万貯金できます。

 

このペースだと4年でなく、3年で投資金額1000万円を回収できる計算です。

 

つまり豪華客船で働いた場合、専門学校で鍼灸を学ぶことは「良い投資」となりうるのです。

 

 

まとめ

今回は投資やお金のことに注目して記事を書きましたが、中には鍼灸は医療なんだからお金など気にせず、腕を磨きなさいと考える人もいるかと思います。

 

しかし実際にある問題として、日本では鍼灸師の数が増え続けている一方、給料は低く、鍼灸治療だけで生活していくことは楽ではないと思います。

 

ちなみに現在、公益財団法人東洋療法研修試験財団によると日本の鍼師の数は29年度で173,690人で、最近ではより国家試験が難しくなるとはいえ、毎年約3000人のペースで増えています。

 

そして多くの時間と費用をかけて国家試験に通っても、鍼灸で食べてけない状況が続くと、この業界で新しい事を起こそうとする人が減り、結果日本の鍼灸のパワーが落ちていきます。

 

そして(現在もそうですが)世界では日本鍼灸より中国や韓国の鍼灸が評価されていくのでしょう。

 

もちろんお金が全てではありませんが、このような現状にある鍼灸業界だからこそ

投資という視点から現状と未来を考える必要があると感じています。

 

良い投資となるうる「豪華客船」が選択肢の1つとしてあれば、この業界を目指す人も増え、

日本鍼灸の世界に良い風が吹き、受診率に悩むことも減るかもしれません。

 

そういう想いもあり、「投資」という観点から鍼灸業界を考えてみました。

 

ご意見があれば、ぜひコメントください!

 

 

では、最後にインド独立の父「マハトマ・ガンディー」の名言で終わります。

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい

 

 

結局、何かを学ぶための投資であれば、良いも悪いもないのかもしれません。

 

失敗から多くを学べますから。

 

大切なのは、彼のような不屈の意思なのかもしれません。

 

鍼灸に興味があれば、まずはこの本から

 

僕が始めて読んだ鍼灸の本です。
面白いですよ、興味があれば是非!

はり100本―鍼灸で甦る身体―(新潮新書)

Amazonで探す

ABOUTこの記事をかいた人

豪華客船で鍼灸師として勤務しながら世界中を旅しました。 身体に良いと言われるものを自分で試し、感じたことを記事にしています。 また医療英語やヨガ、豪華客船の生活、旅についても書いています。 有益な情報をシェアできるよう努めます。 気軽にコメント、メールをください。 Twitterのフォローもお願いします :) @akiacu