前回の記事は、なぜアーユルヴェーダの治療のためにスリランカを選んだか、またなぜ「ウルポタ」を選んだ理由について書きました。
スリランカでアーユルヴェーダを受けるならおすすめは「ウルポタ」
今回はウルポタでの生活についてです。
目次
大自然の中にあるウルポタ
まずはウルポタの場所を確認しましょう。
Google map で 「Ulpotha Yoga & Ayurveda Retreat, Sri Lanka」と検索すると
いかにウルポタが山奥に位置しているかがわかります。

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」
ネゴンボにあるバンダラナイケ国際空港から車で約3時間かかります。
僕はリトリートが始まる2日前に到着し、空港近くのホテルに宿泊していましたが、
そこから100ドル払って、ウルポタに行きました。(車は事前にウルポタで予約できます。)
道中も日本のように道路が整備されていないので、車内はかなり揺れます。
普段は船で働いている僕ですが、ガタガタ揺れる乗り物は苦手で、
この時も気分が悪くならないようずっと寝てました。
ウルポタのゲストは70歳以上の人もいて、こういう辺鄙な所にくるバイタリティにいつも感心します。

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」

ウルポタでのスケジュール
到着した初日は施設や治療の説明と食事だけですが、翌日からデトックスプログラムが始まります。
たまに外出したりイベントがあったりしますが、基本的なスケジュールは以下の通りです。
7:00~ 朝のティータイム (この時間は飲み物だけです)
7:30~9:00 ヨガ (朝はしっかり動くフローヨガです)
9:00~ 朝食 (簡単なヘルシーなお菓子やバナナ、マンゴーがあります)
12:30~13:30 昼食
15:00~ お菓子タイム (朝食とは違うお菓子があり、どれもとてもヘルシーです)
17:00~18:30 ヨガ+瞑想の時間(夕方のこの時間は、主に瞑想をします。ヨガは瞑想に入りやすくするためにストレッチをするという感じです)
19:00~ 夕食
ウルポタ、食材へのこだわり
ここで昼食と夕食を皆んなで食べます↓

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」
ウルポタで食べる料理はアーユルヴェーダ料理で、ほとんどがそこで採れた食材を使用しています。
化学肥料を使いすぎたため日本の農地土壌は痩せ、野菜や果物に含まれる栄養素が極端に少ないという問題も聞いたことがありますが、元気な土で育ったウルポタの食べ物は本当に美味しく、見た目は同じように見える野菜でも日本のモノとは全く違います。

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」の食事

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」の食事
シンプルに茹でた人参がとても甘いです。
またウルポタではどこでも水が飲めます。
それだけ水が柔らかく綺麗で、美味しいです。

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」
そんな土壌と水で育った食材は、デトックス時に身体に入れるには最適です。
またココナッツジュースはいつでも飲めます。

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」
スリランカの気温はとても高いため、ウルポタがココナッツウォーターを積極的に飲むように推奨しています。
ウルポタのココナッツウォーターは格別でした。
コロンボで一番値段が高いキングココナッツウォーターというものを注文しましたが、ウルポタのココナッツウォーターの方が断然美味しかったです。
大自然でするヨガと瞑想

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」
ヘルシーな食べ物で身体から毒を抜き、ヨガと瞑想で心を落ち着かせます。
先生はメリッサというアメリカ人で、いつも笑顔で明るい素敵な先生でした。
彼女のレッスンは、ヨガの流派にとらわれない、自由なヨガでした。
食事の時にヨガについて彼女と話していると、「これまで学んで来た流派の良いところをミックスして、その時の生徒さんの状態に合わせてレッスンをしているの」と言っていました。
解剖の知識も豊富で、レッスンの流れもスムーズで、気持ちの良いヨガを教えてくれます。
たまに外でヨガと瞑想をすることもあります↓

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」でヨガ

スリランカでアーユルヴェーダ「ウルポタ」でヨガ
瞑想の時間は、ヨガニードラをメリッサの夫のリチャードの担当です。
ニードラとはサンスクリット語で「眠り」という意味で、ヨガニードラは眠りのヨガと言われます。
ただ本当に眠るのではなく、リラックスした状態(多くの人は仰向けになります)で
先生のガイドに従い身体の部分を1つずつ確認して、力を解放していきます。
よって難しいポーズや座禅のようにずっと同じポーズで瞑想することはありません。
瞑想をこれから始める人や、途中で挫折してしまった人、身体の硬い人、疲れている時や、動くのがあまり好きでない方、などなど多くの人にオススメできるスタイルです。
普段意識していない身体の部位を丁寧に意識し、力を抜いていく作業は身体をリラックスさせるだけでなく、潜在意識もクリーニングされると言われています。
実際、瞑想を行った後は頭がスッキリした気分になり、かなり落ち着きます。
僕の場合は、ヨガニードラの後、英語がかなりクリアに聞こえます。
人は心と身体の繋がりが弱くなると不調を感じます。
その繋がりを取り戻すために、ヨガで身体を鍛え、瞑想で心を鍛えることが大切です。
自然と融合したウルポタでは、よりその効果が感じやすいです。
普段は世界中の大都市で働いている人たちが、この繋がりを取り戻すためにここウルポタに訪れます。
(IT系の会社で働く人が多かったです。やはり情報化社会の中で生きる私たちには、自然と接する時間がより貴重となるのだと思います。)
まとめ
心身の健康の基本は、「食事」「適度な運動」「睡眠」です。
エネルギーのある食事をとり、緑豊かな場所で気持ちの良いヨガと瞑想を行うと、当然睡眠の質が上がります。
食事療法、運動療法を最高の環境で同時に行えるウルポタは、世界での有数のデトックスできる場所だと思います。

実際のアーユルヴェーダの治療については、こちらの記事に書いています↓
スリランカ、アーユルヴェーダの診断でわかる体質と治療とは何か?
では!
スリランカ行きの格安航空券を購入する方法

いろいろ試しましたが、結論、おすすめはエクスペディア(Expedia)です。
ホテル+航空券のパッケージで予約するとかなりお得です。
海外旅行でWifiをレンタルするなら

おすすめはこちらのWifiルーター↓
・手続きが簡単(ルーターの受け取りや返却が宅配や空港でも可能)
・料金プランも豊富で、旅程にあったプランを選ぶことができるので価格がお手頃
・接続も簡単で、24時間、365日無料サポートなのでとても安心